哲学

『重力と恩寵』シモーヌ・ヴェイユ

重力と恩寵―シモーヌ・ヴェイユ『カイエ』抄 (ちくま学芸文庫)作者: シモーヌヴェイユ,Simone Weil,田辺保出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1995/12メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 49回この商品を含むブログ (71件) を見る ;; 20150918開始,20150919読…

『思考と言語』ヴィゴツキー

新訳版・思考と言語作者: レフ・セミョノヴィチヴィゴツキー,柴田義松出版社/メーカー: 新読書社発売日: 2001/09/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 27回この商品を含むブログ (18件) を見る 上巻 20150819開始,同日読了 心理学、意識の統一を仮定 古…

『我と汝・対話』マルティン・ブーバー

我と汝・対話 (岩波文庫 青 655-1)作者: マルティン・ブーバー,植田重雄出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1979/01/16メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 49回この商品を含むブログ (41件) を見る 20150502開始,同日読了.狩りて読んだが名言多いので手元に…

『自我論集 > 「快感原則の彼岸」』フロイト

自我論集 (ちくま学芸文庫)作者: ジークムントフロイト,竹田青嗣,Sigmund Freud,中山元出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1996/06メディア: 文庫購入: 8人 クリック: 39回この商品を含むブログ (44件) を見る 20150426開始,20150428読了 雑感 まさかフロイ…

『宗教的経験の諸相』ウィリアム・ジェイムズ

宗教的経験の諸相 上 (岩波文庫 青 640-2)作者: W.ジェイムズ,桝田啓三郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1969/10/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 10回この商品を含むブログ (18件) を見る 宗教的経験の諸相 下 (岩波文庫 青 640-3)作者: W.ジェイム…

『時間と自由』ベルクソン

時間と自由 (岩波文庫)作者: ベルクソン,Henri Bergson,中村文郎出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2001/05/16メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 74回この商品を含むブログ (40件) を見る 20150401開始,20150402読了 1889年.時間,意識の持続,自由 1章: …

『精神科学序説』ヴィルヘルム・ディルタイ

精神科学序説〈上巻〉―社会と歴史の研究にたいする一つの基礎づけの試み (1979年)作者: ディルタイ,山本英一,上田武出版社/メーカー: 以文社発売日: 1979/10メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 精神科学序説〈下巻〉―社会と歴史の研究にたいする一…

『孤独の愉しみ方』ヘンリー・デイヴィッド・ソロー

孤独の愉しみ方―森の生活者ソローの叡智 (智恵の贈り物)作者: ヘンリー・ディヴィッドソロー,Henry David Thoreau,服部千佳子出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2010/09/01メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (5件) を見る 201503…

『死に至る病』キェルケゴール

死に至る病 (岩波文庫)作者: キェルケゴール,斎藤信治出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1957/01メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 96回この商品を含むブログ (97件) を見る 20150309開始,同日読了 死に至る病とは絶望のことである 人間とは精神である.精…

『意志と表象としての世界(3)』ショーペンハウアー

20150208開始, 同日読了 第四巻 意志としての世界の第二考察(続) 苦悩が人生の本質をなし,苦悩はしたがって外から自分の方へ流れこんでくるものではなく,誰でも自分の心中に涸れることなき苦悩の泉をかかえて生きているのだ(p.23) あらゆる「満足」あるい…

『意志と表象としての世界(2)』ショーペンハウアー

20150207開始, 20150208読了 第三巻 表象としての世界の第二考察 根拠の原理に依存しない要素,すなわちプラトンのイデア,芸術の客観 これまでのあらすじ: 第一巻では世界を「主観に対する客観」,単なる表象として述べた 第二巻ではそれが「意志」であると…

『意志と表象としての世界(1)』ショーペンハウアー

20150206開始, 20150207読了 意志と表象としての世界 = The World as Will and Representation 第一巻 表象としての世界の第一考察 「世界はわたしの表象Vorstellungである」 生きて認識するものすべての真理,だがこの真理を意識できるのは人間のみ 認識の…

『純粋理性批判』イマヌエル・カント

すべての認識は経験のあとに来る しかしすべての認識が経験"から"生じるとは限らない 経験から独立した認識を「アプリオリな」認識とする. たとえば以下. 数学の命題 すべての変化には原因がある, ということ 分析判断と総合判断の区別. 経験判断はすべて総…

『人間悟性論』 ジョン・ロック

人間悟性論〈上巻〉 (岩波文庫) 人間悟性論〈下巻〉 (岩波文庫) 訳者解説 人間悟性(知性)のありかたを究明 ロックはスピノザと同年代. ロックの言う観念(idea)はデカルトの言う我思ふ(cogito)と同一のものとおもわれるが, 哲学の形はずいぶんと違っている. …

『国家(下)』プラトン

20140912開始-20140913読了 ;; 対話型ラノベだけど議論は成り立っておらず, 基本的に詭弁. ツッコミどころがあってもスルーしてソクラテスがオレオレ論で無双するだけの展開. ;; 議論しているような風を装って実際のところは思うように話を持っていってる現…

『国家(上)』プラトン

20140903開始-20140908読了 図書館で借りた. 著者はプラトン, ソクラテスの議論を記録. ソクラテス一人称. 上下巻, 全体の流れ まず、正義とは何か 国家と個人における正義とは何か 理想国家と哲学 哲人統治のための教育 不完全国家 創作の考察と正義の報酬 …

『自由論』J.S.ミル

20140830開始-20140831読了 19世紀(1859年), イギリスで発行. 多数派とは, 自分たちを多数派として認めさせることに成功したひとびとである. p18 社会による圧迫は政治的圧迫よりも恐ろしいものとなる. 直接的な刑罰などはないが日常生活の細部に浸透し魂そ…