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『生物学のすすめ』ジョン・メイナード=スミス

原著は 1986 年, 日本語版文庫としては 2016 年発行 生物学のすすめ (ちくま学芸文庫)作者:ジョン メイナード=スミス筑摩書房Amazon 生きものの特徴は二つある: 代謝 ... 生物の形は一定に保たれているが,それを形作る元素や分子は絶えず入れ替わっている …

『エピジェネティクス革命』ネッサ・キャリー

2011 年出版 2015 年日本語版 エピジェネティクス革命作者:ネッサ キャリー丸善出版Amazon この実験は、「...」という仮説を検証するために考案されたものである。これらの実験から得られる結果としては、以下の二つが考えられる。 仮説は正しく、...である…

『タンパク質とからだ』

2017/01 発行でちょうど興味のある領域だったので読んでみたところ, 自身が最近のキャッチアップできていないというのもあるが, タンパク質の基礎からプロテオミクスの最新研究をわかりやすく紹介していて学ぶことが多く楽しめる. タンパク質とからだ - 基礎…

『ダーウィンの箱庭 ヴィクトリア湖』ティス・ゴールドシュミット

ダーウィンの箱庭ヴィクトリア湖作者: ティスゴールドシュミット,Tijs Goldschmidt,丸武志出版社/メーカー: 草思社発売日: 1999/09メディア: 単行本 クリック: 23回この商品を含むブログ (13件) を見る 20150531開始,同日読了 著者はオランダ出身,1980年か…

『nature科学系譜の知』

nature科学 系譜の知 バイオ(生命科学)、医学、進化(古生物)作者: 竹内薫出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2015/01/31メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 20150414開始,20150421読了 雑感 個々のネタはNatureに掲載されただけあって面白いん…

『精神の生態学』グレゴリー・ベイトソン

20141130開始, 同日読了 論文集. バラバラの断片ではあるが, 観念ideas, あるいは精神mindに関する新しい思考という点で共通している. コミュニケーションにおける論理階層の問題を追求していくには, 生物に題材を求めるべきだということが見えてきて, わた…

『遺伝医学やさしい系統講義18講』

20140724開始-20140727読了 出処: ぼうのうさんのプレゼン “これから”のライフサイエンス研究とバイオインフォマティクス (Next Generation Life Science & Bioinf… 雑感 2013年か4年の本. わりと医療の現場視点が多く, 現在受け取りきれない情報もいろいろ…

『偶然と必然―現代生物学の思想的問いかけ』ジャック・モノー

20140813ごろ開始, 同日読了 1970年代の本. とは思えないほど本質っぽいとこついてて流石 生命の特性 合目的性 -- タンパク質. 合目的な構造と働きを司る. 自律的形態発生 複製の不変性 -- DNA. ある任意の生物が持つ「不変性の内容」は, 世代から世代へ伝達…

『種の起源』チャールズ・ダーウィン

栽培環境における人為選抜による変異の蓄積 自然状態にある種の変異の生じやすさ 生物の生存競争, 自然による「選抜」 「自然淘汰」 変異の法則と成長の相関作用 問題1: 移行. 単純な生物からどう複雑になるのか 問題2: 本能. 動物の心理的能力 問題3: 雑種…

『1000ドルゲノム 10万円でわかる自分の設計図』Kevin Davies

20140728開始, 同日読了. くっそ長い ;; 一般向け専門的洋書特有の長々しい物語形式なので適度に飛ばす snp解析を増やして行っても部分的なものでしかない 現在はsnpと全配列決定の過渡期. CSO最高科学責任者. かっこいい. 新生児の全ゲノムシーケンスを行い…

『遺伝子医療革命 - ゲノム科学がわたしたちを変える』フランシス・S・コリンズ

20140611開始, 同日読了. Kindleで購入. もとは論文輪読会の中で紹介されたもの. 主に前半の, 10年前は最先端だった遺伝子検査周辺情報を学ぶために読んだ. 再読ポイント: 後半(5,6章以降), および3章 著者: フランシス・S・コリンズ 著者はワトソンの立ち上…

『ゲノムサイエンス』榊佳之

20140711開始 - 20140714読了 再読ポイント: 5, 6章 DNAが直で動くトランスポゾン レトロトランスポゾン = いっぺんRNAに転写され, 逆転者酵素でDNAに戻る レトロウイルスに類似した配列 レトロトランスポゾンのひとつL1は, ヒトゲノムの10-15%にもなる. L1…