『わかる!会社法』小林英明
- 作者: 小林英明
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2014/10/18
- メディア: 新書
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20150426開始...ブランク, 20150502読了.図書館で借りたが手元にほしい & 2014年に改訂されてるので買い直し.
雑感
わかりやすい講義,という感じ.無味乾燥になりがちな法律の列挙に解説を加えて色付けしていくスタイルで,取得選択のバランスが絶妙.
メモ
- 会社とは
- 株式会社
- 従業員の義務
- 従業員の刑事責任
- 資金調達
- 会計
- 設立から解散
- 企業グループ
会社法改正の狙い = 規制の緩和,現代のビジネスニーズへの対応,会社の実態と法律を近づける
法律的に会社とは「営利を目的とする社団法人」
社団 = 人の集まり.法人 = 法律によって人間と同じように権利・義務主体の資格を与えられたもの
合名会社,合資会社は個人経営の色を残しており,無限責任を追う社員がいる.合同会社にはそれがない(みんな有限責任).
合同会社にはパススルー課税(法人に課税せず,社員が直接所得税を納める)が採用されるか? と期待されたが結局ナシ.米国のLLCに比べ劣化.
株式会社だと出資比率に応じた利益配分が(ほぼ)必須となっているが,合同会社は自由
日本に会社は250万社ある.うち資本が1億を超えてるのは4万社,2%未満.
個人経営ではなく会社を設立するメリット
定款について
すべての会社が定める.任意記載事項と必須記載事項など重要度いろいろ. いったん定款に記載されると株主総会で2/3以上の賛成による特別決議が必要.
これ以降メモ濃度下がって読み流しに
「構成要件該当性 > 違法性 > 責任」の順に判断されすべてYESなら犯罪となる.(法律の知識不足などで)違法性の認識がなくても罪になる.その行為が故意かどうか,とはまた別.