2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

『偶然と必然―現代生物学の思想的問いかけ』ジャック・モノー

20140813ごろ開始, 同日読了 1970年代の本. とは思えないほど本質っぽいとこついてて流石 生命の特性 合目的性 -- タンパク質. 合目的な構造と働きを司る. 自律的形態発生 複製の不変性 -- DNA. ある任意の生物が持つ「不変性の内容」は, 世代から世代へ伝達…

『自由論』J.S.ミル

20140830開始-20140831読了 19世紀(1859年), イギリスで発行. 多数派とは, 自分たちを多数派として認めさせることに成功したひとびとである. p18 社会による圧迫は政治的圧迫よりも恐ろしいものとなる. 直接的な刑罰などはないが日常生活の細部に浸透し魂そ…

『記憶のしくみ(上)』エリック・R・カンデルら

by エリック・カンデルら 20140822ごろ開始 - 20140825読了 感想 知ってる内容が多かったが, 完全なindex式辞書本でもなく長々としたストーリーでもなく, バランスがよいので「あれこのへんどうだっけ」という時に少し時間を取って読み返すとよさそう. メモ …

『疫病と世界史』William H. McNeill

読了は2012-3年ごろ? 20140824メモ化. 上巻 慢性的な伝染病, 精神病, 老衰は常に存在するもの. 一方で感染症が, それまで流行したことのない住民に広がると, 患者のかなりの割合が死亡する. しかも, 健康な年代の男女が死にやすい. 新しい技術が開発されるた…

『となりの億万長者』Thomas J. Stanley

20140822開始, 同日読了. 7年ほど前に図書館で借りて読んだらしい. 購入して再読. 感想 主張するテーマはほんとに少なく, 新しさがないため★3にしようかと思ったが, 再読の偏見もあるしデータの貴重さ考えて★4にしとく. メモ 長年の億万長者調査から得られた…

『異端の統計学ベイズ』

再読ポイント: 補遺Bの乳がん検査への応用 訳者あとがきにも実例がある 第一部: ベイズの登場 事後確率は事前確立と尤度の積に比例する まず最初に主観的意見(今では事前確率と呼ばれてるやつ)を仮定するところが大不評 1700年ごろから科学データの爆発. そ…

『種の起源』チャールズ・ダーウィン

栽培環境における人為選抜による変異の蓄積 自然状態にある種の変異の生じやすさ 生物の生存競争, 自然による「選抜」 「自然淘汰」 変異の法則と成長の相関作用 問題1: 移行. 単純な生物からどう複雑になるのか 問題2: 本能. 動物の心理的能力 問題3: 雑種…