2022-01-01から1年間の記事一覧

『大衆運動』エリック・ホッファー

2022-08-13 開始、同日読了大衆運動 新訳版作者:エリック・ホッファー紀伊國屋書店Amazon 原題、THE TRUE BELIEVER - Thoughts on the Nature of Mass Movement大衆運動には宗教的なもの、社会革命、民族主義などいろんなタイプがあるが、本書ではそれらに共…

『ダーウィンを数学で証明する』

2022-08-08 開始、同日読了ダーウィンを数学で証明する作者:グレゴリー チャイティン早川書房Amazon グレゴリー・チャイティン著 原著は2012年: "PROVING DARWIN - Making Biology Mathematical" 著者がメタ生物学と呼ぶ部門だ、これは誕生から3年しか経って…

『物の本質について』ルクレティウス

2022-08-06 開始、同日読了著者名は伸ばしてルクレーティウスになってる。 『物の本質について』の他に『事物の本性について』と訳されることもある。 原題のラテン語: "De rerum natura"物の本質について (岩波文庫 青 605-1)作者:ルクレーティウス岩波書店…

『イギリス諜報機関の元スパイが教える最強の知的武装術』

2022-07-27 開始 2022-08-05 読了イギリス諜報機関の元スパイが教える 最強の知的武装術 ~残酷な時代を乗り切る10のレッスン作者:デビッド・オマンドダイヤモンド社Amazon原題: How Spies Think. 2020年著 情報分析官の考え方を学び、よりよく意思決定でき…

『ソウルダスト―〈意識〉という魅惑の幻想』ニコラス・ハンフリー

2022-07-07 開始 2022-07-09 読了意識は脳内のマジックショー ニコラス・ハンフリーの 2011 年の著作ソウルダスト――〈意識〉という魅惑の幻想作者:ニコラス・ハンフリー紀伊國屋書店Amazon 著者の前著『赤を見る』の最後数ページを出発点としている あれ?『…

『ビューティフル・マインド: 天才数学者の絶望と奇跡』

2022-06-22 開始 2022-07-03 読了ナッシュ均衡で有名な数学者、ナッシュの話 映画にもなってるっぽい https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A5ビューティフル・マインド: 天才数学者の絶望…

『アニメーションの本 動く絵を描く基礎知識と作画の実際』

2022-06-13 開始、同日読了アニメーションの本―動く絵を描く基礎知識と作画の実際作者:アニメ6人の会合同出版Amazon編集・執筆「アニメ6人の会」 今やレジェンド的な人々らしいもくじ アニメーションとはなにか アニメーションができるまで 運動の法則 中割…

『WHO YOU ARE』ベン・ホロウィッツ

2022-06-10 開始 2022-06-12 読了TEAMING とかエドモンソンの「解毒薬」として教えてもらったものWho You Are(フーユーアー)君の真の言葉と行動こそが困難を生き抜くチームをつくる作者:ベン・ホロウィッツ日経BPAmazon著者のベン・ホロウィッツは起業家。…

『「帝国」ロシアの地政学』小泉悠

2022-06-09 開始, 2022-06-11 読了ロシア軍事研究者兼自称オタクの小泉悠さんの本。 より軍事面にフォーカスした新書はこちら: 『現代ロシアの軍事戦略』小泉悠 - ミームの死骸のmemex(拡張記憶)「帝国」ロシアの地政学 「勢力圏」で読むユーラシア戦略 (東…

『揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ』秋田純一

2022-05-15 開始 2022-05-16 読了揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ作者:秋田 純一技術評論社Amazonタイトルの通り。なかなか尖った本 コンピュータの中身が見えなくなってきた。古い世代の人はゲームやりたくてプログラム覚えたりしてた。 じゃあ揚げ…

『時間は存在しない』カルロ・ロヴェッリ

2022-05-11 開始 2022-05-13 読了2017年 出版 原著はイタリア語。タイトル原題 "L'ordine del tempo" Google 翻訳にかけると日本語で「時間の順序」、英語だと "The Order of Time"。実際に英語版はこのタイトルで出版されている。時間が存在しない云々は著…

『現代ロシアの軍事戦略』小泉悠

2022-05-04 開始 2022-05-08 読了現代ロシアの軍事戦略 (ちくま新書)作者:小泉 悠筑摩書房Amazonロシアの世界観では、民主化運動やらを「西側からの攻撃」と捉える。クリミア併合なんかもロシア視点では、もともと西側による旧ソ連国家への影響力行使すなわ…