『やってのける』ハイディ・グラント・ハルバーソン
20160112開始,20160113読了
"SUCCEED - How We Can Reach Our Goals"
いかにして目標を達成するか,という本.常識は一旦忘れてくださいと
自制心だけでは制御できない
仕事など他の目標に自制心を使っているとプライベートに割けない.限りがある
「ベストを尽くせ」は無意味.人は求められたことしかしない
具体的かつ難易度の高いゴールを設定する
「なぜ」を考えるとやる気が出る.掃除機をかけるという具体的な行動ではなく快適な住まいを保つためだと考える
「何」を考えると難しい行動ができる.大きな絵は行動に結び付きづらいが,具体的な行動まで落とし込めばいい
両者は両輪
先延ばしをしなくするには「何」思考に寄せる
目標の決め方
無意識の力の引き金を引く
タイプ 証明型 be good ・習得型 get better
自身の有能を証明するのではなく物事を習得することに力を注ごう
ポジティブな例でやる気が出る獲得型
ネガティブな例でやる気が出る防御型
動機付けのため報酬を与えると,内的動機付けは低下する
餌をやり続けないといけなくなる
与えられた目標を「自分の目標」に変える.目標を内面化すると精神的にやりやすくなる
正確さが必要な仕事は,失敗した時の被害をイメージ
創造性が必要な仕事は,自発性をイメージ
過程を楽しみたいときは自身の成長するところを意識する
背中を押すには「自分で管理してる」感を与える
フレーミングを行う.習得型のひとには"繰り返しやることで技能が向上する"とかそーゆー
証明型のひとには"成績を比較するよ"と
★ 行動の機械を見つけたら具体的に何をするのか決定しておく
意志力にエネルギーを使わせないためにシンプルな目標を創る
自制心を鍛えるにはちょっとの甘いものと負荷,休息
レイク・ウォビゴン効果 : 自分は他人より優れた能力があり,幸運の女神は自分に微笑むだろうと信じること
ポジティブ思考をしていると大丈夫だと過信して対策を取らなくなる,というデメリットも